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Tag: 小石原焼

[:ja]久留米絣展、いよいよ9日から開催です[:]

[:ja]こんにちは。

先日お伝えした久留米絣展がいよいよ5月9日から始まります。

先行販売では店頭に並んだ絣の小物に目に留めて、手に取って下さるお客様もいらっしゃいました。

新聞の記事をご覧になり、展示会を見に行きたいのでと、事前のお電話でのお問い合わせも沢山いただいております。

9日からの展示販売会では、チュニックやブラウス、ポーチやストールなどのアイテムが約200点揃います。

kaico door -蔵- で開催される森山絣工房による久留米絣展、ぜひお越しください。

また、同時開催で九州展として小石原焼と、波佐見焼、有田焼の陶器もストアにて展示販売致します。

久留米絣の展示会を見た後は、ストアで陶器を見たり、カフェでゆっくりお茶を飲んだり、楽しい会話が弾みそうですね。

是非ごゆっくり、ご覧ください。



国指定重要無形文化財 久留米絣 森山絣工房展

期間 平成30年5月9日(水)~14日(月)
会場 kaicocafe -kaico door 蔵-
時間 11:30~19:00

Monden

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小石原焼、2月26日までの展示です。

こんにちは。

今日もすごく暖かいなーと思いながら目覚めました。

春が来るのが楽しみでワクワクします。

 

以前にもご紹介した福岡の小石原焼。

 

商品を手に取って、器の特徴を細かく見て下さったり、

お問い合わせも多く大変ご好評いただいています。

 

展示は2月26日までの期間限定となっておりますので

是非、カイコカフェに足を運んで、手にしてご覧になってください。


土のぬくもりをお楽しみください。

福岡の小石原から個性豊かな陶器が届きました。

窯元によって小石原焼の表現技法はさまざま。

どの器も使ってほっと心が和やかになるような趣きがあります。

伝統の中に新しさを織り込んだ、なんとも温もりのある器たち。

さまざまなスタイルで楽しめる器を囲んで、楽しい時間をお過ごしください。

特徴的な技法をいくつかご紹介します。

飛び鉋(かんな)
道具の刃先を使って連続した削り目を付けています。
黒に近い藍色の呉須(ごす)の色は過去から繋がる伝統や始まりを、
白色は新しい時代をあらわし力強く未来へ広がるさまをイメージしています。



刷毛目
赤土の生地の上から化粧土をかけ、刷毛を当てて模様をつける伝統技法。
刷毛目でドレープ感のあるドレスをまとった姿をイメージしています。
ドレープは新しいはじまりをあらわす象徴としてお祝い事の装飾として縁起の良い物とされています。


藁刷毛
たばねた藁でろくろの回転にあわせて白土をひっかいて模様をつけています。
同じ模様は二つとありません。一点一点の模様の違いをお楽しみください。

スリップウェア(Slipware)
スリップウェアとは18世紀頃にイギリスで用いられた技法で、
スリップという泥状の化粧土で模様を描くことが特徴です。
イギリスで生まれたスリップウェアの技法を小石原焼と融合させた新しい形です。


藁白(わらじろ)
稲作で出る藁の灰を原料に作られた釉薬は藁白(わらじろ)と呼ばれ、
自然から生まれた温もりを感じる柔らかな色合いをしています。



やきものの郷小石原は福岡県の南東部に位置する標高200m~500mの高原の村です。

暮らしの中で傍らにあった土を使い、藁で道具や釉薬を作り、収穫したお米を盛る茶碗を作る。

半農半陶でお米を作りながら作陶をおこなってきました。

生活雑器としての道を歩みながら、「用の美」を確立した小石原焼。

飛び鉋、刷毛目、櫛目、流し掛け、打ち掛け などの技法で表現される独特の紋様が特徴で、

素朴で温かい風合いが持ち味です。

多くの窯元後継者は、伝統の技を受け継ぎながら、

小石原焼の発展を願って、新しい作風にも挑戦しています。